お住まいの壁紙クロスに、もしキズが付いてしまったら、毎回見る度に気になってしまうなんてことも考えられます。クロスは補修することができるけれど、大きさによってはわざわざ業者に依頼するまでもありません。

もしちょっとしたキズならば自分で補修することも可能だからです。壁紙クロスの補修に必要な道具はまずジョイントコーク(クロスに合わせた色)を用意して、次に問題のキズになりますが、もしクロスが残っているのなら、その中にコークをちょこっと塗り込むだけです。

壁紙が削れて無くなっている場合はコンセントプレートを外してみましょう。プレートの中に入り込んだ壁紙をプレートに隠れるくらい切り取ります。またはキズより大きめに切り取ります。次にキズの形にハサミで切り取りますが、ここがポイントになります。

そのままだと厚みが変わることがあり、プレートの裏の壁紙は切りっ放しで、ボードに張り付いてない場合が多いですから、まずは水で濡らし壁紙クロスの裏の皮一枚を剥がすように捲り、そうすると厚みが同じになります。

次はコークをキズに塗りこみ、補修用壁紙クロスを貼り付け表面を少し濡らして市販のローラーで押さえ、最後によく絞ったスポンジなどでスッと拭き取ると完成です。